「Webライターになったけど、記事の書き方がわかりません……」
そんな悩みをお持ちの初心者ライターさんに向けて、記事の書き方をテンプレート付きでお伝えします。
最初は何を書いたらいいかわからないと思いますが、大事なポイントは次の3点です。
- 見出しから作る
- PREP法を理解する
- ツールを活用する
初心者ライターさんは正しい手順を覚えて練習するだけで、数千文字の記事を書けるようになります。
この記事を読めば、「何をすれば記事が上手に描けるようになるのか」がわかりますので、最後までじっくり読んでいただけたら幸いです。
2017年から在宅収入に挑戦して、2020年からブログとライター収入のフリーランス。
ライター業務100件以上です。
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Webライターの記事の書き方7ステップ〜初心者ライター編〜
Webライターとは言っても、レベルによって書き方が違います。
キーワード選定からする場合もありますが、初心者ライターさんは見出し作成からスタートする案件がほとんどなので、見出し作成から順番に解説していきます。
- 見出しを作成する
- リサーチ作業を効率化する
- PREP法で記事を書く
- 最低限のルールを覚える
- 文章全体で1つのメッセージを意識する
- ennoと文章読み上げで記事を推敲する
見出しを作成する
ライター案件には2つのパターンがあります。
- 見出しが決まっている(発注者側が作る)
- 見出しから記事作成(受注者側が作成)
発注者側が構成案を作成している場合はその見出し通りに執筆していけばいいですが、何も決まってない場合は見出しを最初に作成します。
本文を最初に書くと文字数が足りなかったり、構成がおかしくなったりするので、必ず最初に見出しを作成しましょう。
見出しを作成する時のコツは下記です。
- h2とh3で見出しを構成する
- h2、h3は300文字に1つほど作る
- h2の中にh3を入れる場合のh2は150文字〜200文字
5,000文字の記事を執筆する場合は17個前後の見出しがあればいいわけですね。
だいたいの文字数と見出し数が分かれば、構成案は比較的早く作れます。
【見出し構成例】
h2 200文字h3 300文字
h3 300文字
h3 300文字h2 200文字
h3 300文字
h3 300文字
h3 300文字h2 まとめ 300文字
長文の場合はさらに見出し数を増やします。
リサーチ作業を効率化する
ライター案件をこなす上で、リサーチ効率化は必須です。
リサーチの決まりは特にないんですが、気をつけていることをまとめました。
- 公式サイトの情報を必ず確認する(個人ブログの情報を鵜呑みにしない)
- 新しいタブで開く(同じサイトを何回も検索するのを防ぐ)
- 気になる情報は本文にメモしていく
一番大事なのは同じサイトを何回も見ないように工夫することです。
「さっきのサイトになんて書いてあったっけ…??」と思う時がありますよね。
私もそう思う時がよくあるんですが、同じサイトを見る回数を減らすとリサーチが早く終わります。
また、マルチディスプレイもリサーチ効率化に繋がるので、予算に余裕がある方やテレビをディスプレイ代わりにできる方はぜひ活用してください。
PREP法で記事を書く
ライティングを勉強する時に「PREP法」や「PASONAの法則」という言葉を聞いたことがあるかと思います。
最初にマスターすべきはPREP法で、理由はPASONAの法則より簡単だから。
初心者ライターさんが文章を執筆する時はPREP法を意識しましょう。
- P:結論(Point)
- R:理由(Reason)
- E:具体例(Exanple)
- P:結論(Point)
- P:ブログはお子さんがいる主婦の方に向いています。
- R:その理由は納期がなく、自分のペースで作業できる数少ない収入源だからです。ライターや動画編集などほとんどの副業は納期があります。また、会社員やパートの場合も始業時間が決まってますし、時間的自由はありません。しかし、ブログは忙しい時期でもペースを調整しながら、収益化できます。
- E:具体例を見てみましょう。子どもが2人いて長男の迎えが毎日あり、次男は病気がちの場合はライターの仕事を受けにくいですよね。時間がない上に納期が重なったら、スケジュールはとてもハードです。しかし、ブログの場合は忙しい時期は休み、時間がある時に作業できます。
- P:このように、ブログ収入は作業時間に自由度があるので、お子さんがいる主婦の方向けです。
このPREP法を最初のうちは全ての見出しでやります。
同じような構成になるので注意される可能性もありますが、初心者ライターさんが最も大外ししないやり方です。
PREP法に当てはめて文章を書くと迷う回数が減ります。
PREP法を使いながら、理由(R)と具体例(E)の部分のオリジナリティーで、他の文章と被らないようにしましょう。
最低限のルールを覚える
最低限のルールを最初に知っておくと、執筆しやすくなります。
知っておきたいルールは下記です。
【執筆のルール】
- タイトル:32文字以内(厳密に決まってないが、30文字程度を意識する)
- 1文は60文字以内
- 1段落は150文字以内
- 漢字3割・ひらがな7割
- 数字・英語は基本半角(マニュアル確認)
- 1つの文章に「、」は基本1つまで(多くて2つ)
- ディスクリプション(記事の概要)は120文字程度
- 同じ語尾を3文以上続けない(できれば2文連続も避ける)
- 「その」「あの」「これ」などをできるだけ避ける(しっかり名詞を書く)
- 結論を最初に書く
文章のルール自体は他にもたくさんありますが、上記だけでも知っておくと執筆に役立ちます。
ライター案件のマニュアルにも記載されているケースが多いので、今のうちに頭に叩き込んでおきましょう!
文章全体で1つのメッセージを意識する
5,000文字以上の長文を書いていると何を伝えたいのが見えにくくなります。
「冒頭の文章で書いたことと記事の最後で書いてあることが違う!!!」なんてことがよくあるんですね。
なので、文章を書く時は「どんな読者に向けた文章なのか」「どんなメッセージを伝えたいのか」を常に意識しましょう。
- 伝えたいメッセージを必ず1つに絞る意識を強く持つ
- 伝えたいメッセージを補強するために文章を書くイメージを持つ
慣れてくるとだんだんわかるようになりますが、最初は難しいです。
常に伝えたいメッセージからズレてないか意識して、文章全体がブレないようにしましょう。
NGワードを記事内検索で推敲する
ライター案件ではNG表現があります。
そのNG表現を見つける時に役立つのが記事内検索です。
【操作方法】
Mac | command +F |
Windows | ctrl +F |
私がよくやるミスとしては1,000を1000を入力してしまうことです。
このミスを見つける時に役立つのが記事内検索です。
2000、3000と順番に入力したり「000」と入力すると、数字のミスを見つけやすいです。
他にもNGになっている単語を順番に入力していけば、NG単語を発見できます。
「1ヶ月」ではなく「1ヵ月」と表記しないといけない場合、「ヶ月」と検索すれば、いいわけですね!
ライター案件はNG単語が設定されているケースが多いので、記事内検索をこなせるようにしましょう。
ennoと音声読み上げで記事を推敲する
ennoという誤字チェックツールがあります。
精度としては完璧ではないですが、完全な誤字脱字や気になる点をチェックしてくれるので、文章が完成したらまずここでチェックしましょう。
その後に音声読み上げ機能を使います。
Mac | 範囲を選択した後option +esc |
Windows | Windowsロゴ キー を押しながら、Ctrl キーと Enter キー Wordにも読み上げ機能搭載 参考記事 |
文章のチェックは音声読み上げでやるのがおすすめです。
黙読するだけでは誤字脱字を見逃す可能性が高くなるので、音声読み上げは必ずやりましょう(超推奨です!)
Webライターの記事の書き方〜月3万円以上ライター編〜
月3万円ほど稼げるようになったら、キーワード選定も積極的にしていきましょう。
キーワード選定をしなくても月10万円以上稼げますが、キーワード選定でさらに収入アップできます。
ラッコキーワードで単語を抽出する
ラッコキーワードの検索窓に単語を入力すると、Googleで検索されている単語が一覧になって出てきます。
「Webライター」と調べると下記のように単語が出てきます。
これらの単語を使って、記事のタイトルを考えていくのが基本です。
キーワードは依頼主から指示されるケースがほとんどですが、このようなツールを使って探してると知っておいて損はないでしょう。
SEOの知識を文章に活かす
ライターで納品する文章はSEOの上位表示を狙っています。
「Webライター 稼ぐ」で記事を作った場合は「Webライター 稼ぐ」で検索した時に、一番上に出てくるようにしたいわけですね。
上の方に出てくることを「検索上位表示」と言い、Web上の文章はこの検索上位表示を狙っているわけです。
では、検索上位表示するにはどうすればいいか?
ライターができることは3つあります。
- 記事タイトルには必ずキーワードを入れる
- h2にできるだけキーワードを入れる(無理に入れすぎる必要なし)
- 文章内にキーワードを多めに入れる
- ライバルサイトの情報を網羅して、オリジナリティーを加える
ライバルサイトは検索で出てくる上位表示記事のことです。
「Webライター 稼ぐ」の場合はそのキーワードで検索した時に出てくる上位10記事をチェックして、その記事の内容を網羅します(コピペはNG)
その上でオリジナリティを追求するのが上位表示できる文章です。
ライバルサイトをチェックしながら記事執筆できるだけでも、ライターのレベルは上がりますので、ぜひライバルサイトを意識してみてください。
セールスライティングを勉強する
検索上位表示を目指すライティングとセールスライティングは全く違います。
セールスライティングは売るための文章なので、検索上位表示を目指していません。
【検索上位を意識したライティングとセールスライティング】
検索上位意識 | 見出しに検索ワードを多く入れる 本文に検索ワード多く入れる ライバルサイトの情報を網羅し、オリジナリティ |
セールスライティング | 商品を売るためだけの文章 キャッチコピーや購買意欲が高まる文章 |
人を操る禁断の文章術(Daigo)のような感情を動かす文章を勉強するのがセールスライティングでは重要です。
また、企業の商品販売ページなどを何度も見て、勉強するのも有効。
商品が売れるようになると継続的に商品を発注してくれるようになります。
まとめ:Webライター記事の書き方は体に染み込ませる!テンプレートはラボでも直接指導中
稼げないライターさんはこの記事の内容を「知っている」で済ませてしまうことが多いです。
重要なのはこの記事の内容を体に染み込ませること。
- 記事内検索を迷いなくできるようになる
- PREP法を「息を吐くように」使いこなせるようになる
- 音声読み上げをしないと気が済まなくなっている
毎日通勤している乗り換えは何も考えなくても乗り換えられますよね。
それと同じでライターも無意識でできるかどうかが大事です。
無意識でできるようになるまで何度も練習して、稼げるライターになりましょう!
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