「漢字とひらがなに使い分けのルールはある?」
文章を書いてると、漢字とひらがなどっちを使ったらいいのか迷いますよね。
- 「面白い」「おもしろい」
- 「出来る「できる」
これらの使い分けにはどんなルールがあるのでしょうか?
この記事では「漢字とひらがなの使い分け」や「ひらがなで書くべき漢字」を紹介。
文章を書くときに迷いがなくなるので、ぜひ参考にしてくださいね。
2017年から在宅収入に挑戦して、2020年からブログとライター収入のフリーランス。
ライター業務100件以上です。
【収入別】ライターで稼ぐ手順を1記事にまとめました(よかったらブックマークしてね!)
Webライター1ヶ月目でやるべき勉強・作業(最速で初報酬狙い)
Webライター月50万円までの道(ボリューム大)
\無料ZOOM相談会あり/
【2022年12月クラウドワークスチャレンジ実績40万848円】
漢字とひらがなの使い分けはどう決まる?
漢字とひらがなの使い分けはメディアによって異なります。
ただ、一般的には下記2つを基準に判断するケースが多いです。
- 記者ハンドブックが基準
- 接続詞はひらがなが基本
この2つの例を順番に解説します。
記者ハンドブック
1つ目の基準は記者ハンドブックです。
上記のハンドブックに記載されているのを参考に、漢字とひらがなを使い分けます。
Webライター案件では、この記者ハンドブックの内容に応じて、漢字とひらがなを使い分けるケースが多いです。
Webライターとして真剣に稼いでいきたい方は、1冊買っておくのをおすすめします。
接続詞はひらがなになる傾向が多い
接続詞はひらがなになるケースが多いです。
その理由は、接続詞で漢字を使うと、文章が難しく見える可能性が高くなるからです。
文の先頭に使う接続詞に見慣れない漢字があると、読者が離れてしまいます。
接続詞は基本的にひらがなにしておけば、それほど大きな失敗はしないでしょう。
漢字とひらがなの使い分け!ひらがなで書くべき漢字一覧
漢字とひらがなの使い分けを一覧にしました。
絶対的な決まりはありませんが、100件以上の案件を受けて指示されるケースが多かったものを記載するので、ぜひ参考にしてみてください。
ひらがなも漢字も使う場合の使い分け
マニュアルで指定されやすい表現 | あまり使わない表現 |
---|---|
ほとんど | 殆ど |
あるいは | 或いは |
さらに | 更に |
すでに | 既に |
または | 又は |
なお | 尚 |
たくさん | 沢山 |
など | 等 |
まで | 迄 |
なぜ | 何故 |
ともに | 共に |
わずか | 僅か |
おもしろい | 面白い |
漢字よりひらがなの方が使われるケースが多い場合は、ひらがなを使いましょう。
その理由は、ひらがなで指定するマニュアルが全体的に多かったからです。
また、「ひらがなも漢字も使うなぁ」と感じたら、ひらがなで書くのが無難。
「〜など」はどちらも見かけますが、マニュアルがなければひらがなを使うのがおすすめです。
あいさつ・紹介に関する使い分け
マニュアルで指定されやすい表現 | あまり使わない表現 |
---|---|
ありがとうございます | 有難うございます |
よろしくお願いします | 宜しくお願いします |
かしこまりました | 畏まりました |
ぜひご覧ください | 是非ご覧ください |
ください | 下さい |
いたします | 致します |
あいさつもひらがなを使うケースが多いです。
上の表にある文言の記載方法は、覚えておくとライティング案件が楽になります。
私が過去に受けた案件で、上記以外の表現を使ったことはありません。
動詞
マニュアルで指定されやすい表現 | あまり使わない表現 |
---|---|
できる | 出来る |
ごまかす | 誤魔化す |
あざむく | 欺く |
わかる | 分かる |
動詞はメディアによって、判断が大きく異なります。
上の表は一例で、漢字で書くケースもありますが、基本的にはひらがなです。
- 難しい漢字は基本的にひらがな
- どちらか迷う場合はひらがな
- ネット上の記事であまり見かけない場合はひらがな
- 硬派なメディア(金融系メディア)などは漢字が多め
普段あまり見かけないなと思ったら、ひらがなを使えばOK。
ただ、どんな人が読むメディアなのかは意識しておく必要があります。
年収高めの40代が読む金融メディアなら漢字多め、若い女性がターゲットならひらがな多めなどメディアごとに対応しましょう。
名詞
マニュアルで指定されやすい表現 | あまり使わない表現 |
---|---|
たばこ(タバコの場合もあり) | 煙草 |
子ども | 子供 |
障がい | 障害 |
ガラス | 硝子 |
名詞も動詞と同様、「あまり使わない漢字」や「難しい漢字」はひらがなにします。
上の表のように漢字が難しい場合は、ひらがなやカタカナにするのが一般的です。
「読めないかもしれないな」と思った漢字は、すべてひらがなにすると読みやすい文章になります。
ネットの文章で大事なのは、「難しくて読めない」を防ぐことです。
マニュアルに記載がない場合は、難しそうな漢字をひらがなで書いておき、発注者の判断を待ちましょう。
漢字とひらがなの使い分けは文章全体の割合が重要
漢字とひらがなの使い分けがマニュアルで決まってない場合、文章全体の割合で決めるケースがあります。
具体的に何%か決まってはいませんが、漢字が多くなりすぎないよう調整するのが基本です。
漢字・ひらがな・カタカナ・数字のバランスをよくする
漢字・ひらがな・カタカナ・数字がバランスよく含まれている文章が理想です。
その理由は、読者にとって読みやすい文章は、バランスのいい文章だからです。
漢字が50%近くを占める文章は、とても読みにくく、堅苦しい印象を与えてしまいます。
どんなバランスにすればいいか数値は決まってませんが、詳細な数値を見たい場合は「漢字使用率チェッカー」を使うのもおすすめです。
漢字を使っている割合がわかるので、割合が多ければ漢字を減らします。
40%以上漢字を使っている場合、漢字の割合を少し減らすのがおすすめです。
漢字が続く場合はあえてひらがなにする
漢字が続くときは、ひらがなにするケースがあります。
その理由は、ひらがなやカタカナにすると読みやすくなるからです。
- 4時位まで対応可能です→4時ぐらいまで対応できます
- 色々忙しい時期です→いろいろ忙しい時期です
- 購入希望のお客様は是非ご購入ください→購入を希望するお客さまは、ぜひご購入ください
→漢字が4文字ほど続くときは、ひらがなへの変換を考える
決まりではありませんが、ひらがなを多めにすると、少し読みやすくなります。
読みやすさを優先して、バランスを調整しましょう!
漢字とひらがなの使い分けルールを気にしなくていい場合
漢字とひらがなの使い分けを気にしなくていい場合があります。
- 引用する場合
- 発注者から漢字を多めに使う要望がある場合
この2つのケースについて、解説します。
引用する場合
引用する場合は、漢字とひらがなのバランスを気にする必要がありません。
その理由は、もともとの文章をそのまま記載する必要があるからです。
引用は文字をそのまま使わないといけないので、多少読みにくいのは問題ありません。
読みやすい場合は、引用の後に文章を付け足して説明しましょう。
文章執筆は時と場合によって、平仮名と漢字を7割程度の割合で使い分けます。
引用:スキマ時間で稼ぐWEBライター研究所
「スキマ時間で稼ぐWEBライター研究所」では、文章を書くとき、ひらがなを7割程度にすると読みやすいと記載されています。
→引用の下に補足を書く
発注者から漢字を多めに使う要望がある場合
発注者の要望がある場合も、漢字とひらがなの使い分けをしなくていいです。
発注者からの要望がある時は多少読みにくくても、要望を優先させましょう。
- いい→良い
- わかる→分かる
→要望に応じる!
マニュアルに記載されている表現を優先して、それでも気になる場合は発注者に連絡してみるのがおすすめです。
自分で勝手に判断せずに、発注者とコミュニケーションを取りながら、作業を進めていってくださいね!
まとめ:漢字とひらがな使い分けのルール!ひらがなで書くべき漢字は難しい漢字
- 記者ハンドブックが一般的な基準になる
- 漢字の割合を多くしすぎない
- 難しい漢字は基本的にひらがなへ
- 発注者の要望と引用は使い分けを気にしない
- カタカナや数字のバランスも考えて、文章を入力する
漢字とひらがなの使い分けルールをまとめました。
厳密なルールはありませんが、読みやすさを重視して、漢字を使うかひらがなを使うか決めていきます。
漢字とひらがなを上手に使い分けて、読みやすい文章を作っていきましょう。
→【例文あり】Webライターの応募文とポートフォリオの作り方を解説
Webライターで月50万円稼ぐ始め方!未経験から稼げるようになるまでの全手順(将来大きく稼ぎたい人向け)
Webライター1ヶ月目で稼ぐまでの道のり(最速で初報酬を目指したい人向け)