「時系列順にまとめたいけど、どうやってまとめればいいのかわからない…。」
そんなお悩みを解決します。
時系列で文章をまとめると読者がストーリーをイメージしやすいです。
初心者ライターでも書きやすく、よく使われる文章術ですが、デメリットもあります。
そこで、この記事では時系列の書き方とメリット・デメリットを解説。
5つの例文付きで解説してますので、ぜひ参考にしてみてください。
Webライターの文章術総まとめ記事:【例文あり】Webライターの応募文とポートフォリオの作り方を解説
2017年から在宅収入に挑戦して、2020年からブログとライター収入のフリーランス。
ライター業務100件以上です。
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時系列の書き方の基礎知識
時系列法は、過去から未来までの流れをスムーズに伝える文章術です。
主に次のような場面で使われます。
- 自分の人生を伝えたい時
- 経過や検証結果を伝えたい時
- 手順を示したい時
- 明るい未来を見せたい時
- 変化を示したい時
とても使いやすく、ありとあらゆる場面で使えます。
そんな時系列の書き方を例文付きで詳しく解説するので、確認していきましょう。
時系列の書き方をパターン別に例文付き解説
書き方例 | 特徴 |
---|---|
年号・時間を使った時系列の書き方 | 初心者向け 年号や時間が明確になっているときに使いやすい |
手順を示す時系列の書き方(はじめに、◯番目に、最後に) | 初心者向け 解説系の記事に向いている |
大まかな流れを時系列で示す書き方(昔は→今は→今後は) | 年号や時間がはっきりしない時に使いやすい |
結論を最初に伝える時系列の書き方 | Webライターが知っておきたい書き方 |
明るい未来を見せる時系列の書き方 | 商品販売やアフィリエイトの時に使う |
時系列の書き方を細かく分けると、紹介しきれない数があります。
ただ、全部紹介するとキリがないので、今回は5つ紹介します。
この中で2つ〜3つ覚えれば、時系列があっという間に書けるようになるので、ぜひ覚えてくださいね!
年号・時間を使った時系列の書き方
私は2020年にライターを始めました。
最初は苦戦しましたが、少しずつ収入が増え、1年後には月収10万円を達成しました。その頃から受注が増えてきて、月20本程度納品するようになりました。
ライターを始めて3年経ったときに、月収50万円を達成。フリーランスとして独立しました。
年号や時間で時系列を整理するのが1つ目の方法です。
読者が内容を整理しやすく、初心者でも比較的カンタンに文章が作れます。
注意事項としては、「3年前、私はライターを始めました」など「◯年前」をできる限り書かないという点が挙げられます。
その理由は、ネット上の記事は何年も公開され続けるので、「3年前」と書くと、毎年修正が必要になるからです。
「ライターを3年しています」「5年間フリーランスです」なども、毎年修正が必要になるので、修正が必要ない表現を多めにしましょう。
手順を示す時系列の書き方(はじめに、◯番目に、最後に)
はじめに、見出し構成を考えます。+具体的手順
次に、見出しの文言を考え、文字数を調整します。+具体的手順
最後に、本文を書きます。+具体的手順
作業手順を示すときに使うのが「手順を示す時系列」です。
「はじめに(最初に)」で最初の手順を書いて、「次に」「最後に」の順番で手順を解説します。
この例文通りに文章を書いていくと、余計な文章が入りにくいです。
途中で話が逸れてしまいがちな人は「はじめに」「次に」「最後に」の順番で、文章を書きましょう。
大まかな流れを時系列で示す書き方(昔は→今は→今後は)
昔は100文字書くのも苦労しました。
それが今では、1万文字の文章を5時間程度で書けるようになっています。
今後は1万文字の内容を濃くして、読者の興味を一瞬で惹くような文章を書きたいです。
自分の目標を書くときや報告書を書くときに使えるのが「昔は」→「今は」→「今後は」です。
例文では個人的な目標を書いてますが、報告書やプレゼンテーションでも使えます。
<報告書やプレゼンの文章例>
- 2019年の人口は100万人でした。
- 今は徐々に人口が増え、130万人になっています。
- 今後は150万人に人口が増えるので、保育園や児童養護施設を拡充する必要があります。
例文なので、簡単な内容ですが、上の内容に肉付けしていくと、時系列を示す文章が完成します。
最初に簡単な時系列を書いてしまってから、肉付けしていくのがコツです。
結論を最初に伝える時系列の書き方
Webライターで必須のスキルはWordPressです。
昔はWebライターが少なかったので、WordPressが使えなくても稼げました。
しかし、今はWebライターが増えているので、WordPressなしでは差別化できません。
今後もWebライターとして稼ぎ続けるためには、WordPressを使うスキルが必須です。
Webライターは「結論を最初に伝える時系列」を書くケースが多いです。
できるだけ記事の上部で結論を伝えたいからで、結論を先延ばしするのは好まれません。
時系列の前に結論を1つ挟むだけで、伝えたいメッセージが明確になります。
Webライターを目指す場合は、必ず覚えておきたい書き方です。
明るい未来を見せる時系列の書き方
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※ 昔は少なめで、今と未来を重視した書き方
明るい未来を見せる時系列の書き方は、商品販売やアフィリエイトの時に多く使われます。
ブログを運営や商品販売サイトのライターをする場合に使うのがおすすめです。
少し難易度は上がりますが、使えると高単価につながります。
時系列の書き方で気をつけたい注意点
時系列の書き方で注意すべき点は下記です。
- 結論をできるだけ先に書く
- 明るい未来だけを見せすぎない
順番に解説します。
結論をできるだけ先に書く(小説以外)
ネット上の文章は、結論を先に書くのが基本です。
その理由は、結論が見つけられないと、読者は他の記事を読もうとしてしまうからです。
記事で知りたいことが10秒以上見つからない場合、読者は「戻るボタン」を押してしまう可能性が高くなります。
<読者の行動>
- 記事にたどり着く
- 知りたいことが見つからない
- 戻るボタンを押して、他の記事を見る
ネット上の記事を書くときや会社で報告書を書くときは、結論を先に書きましょう。
明るい未来だけを見せすぎない
2つ目の注意点は、明るい未来だけを見せすぎないことです。
明るい部分だけを見せすぎると、嘘臭くなります。
読者の人が嘘だと思ってしまったら、その後の文章は読まれません。
本当のことが書いてあっても、嘘だと思われたらその文章はNGです。
嘘だと思われないように、明るい未来だけを見せすぎず、リアルな感情や体験を上手に入れましょう。
時系列の書き方を使うメリット・デメリット
時系列の書き方を使うメリットとデメリットは下記です。
- メリット:ストーリーを作れる
- デメリット:理由付けが弱くなる
順番に確認していきましょう。
メリットはストーリーを作れる
時系列の書き方を使うメリットは「ストーリーを作れる」です。
昔の苦しい経験からどう変わったかを示しやすいからで、読者も理解しやすい構成になります。
- 文章を書くとき:流れに沿って書くだけなので、比較的楽
- 文章を読むとき:流れが掴みやすい
大きなミスなく、伝わりやすい文章が書ける点が時系列で文章を書くメリットです。
デメリットは理由付けが弱くなる
時系列に則した書き方のデメリットは、理由付けが弱くなることです。
先ほどの例文をもう一度見てみましょう。
私は2020年にライターを始めました。
最初は苦戦しましたが、少しずつ収入が増え、1年後には月収10万円を達成しました。その頃から受注が増えてきて、月20本程度納品するようになりました。
ライターを始めて3年経ったときに、月収50万円を達成。フリーランスとして独立しました。
時系列に沿って書かれていますが、「なぜライターを始めたのか」「なぜ苦戦したのか」などが抜け落ちています。
工夫次第で理由を入れ込めますが、時系列に沿って書くと理由が抜け落ちやすいです。
Webライターは時系列法よりPREP法を使うケースが多い
Webライターは時系列法より、PREP法を求められるケースが多いです。
その理由は企業が根拠のないストーリーを書くわけにはいかないからです。
Webライターは企業からの依頼が多いですが、その時にストーリーを好き勝手書くわけにはいきません。
- 個人ブログ:好き勝手ブログを書くのが許される
- 企業:理由や根拠を必要とするケースが多い
よって、Webライターで稼ぎたい場合は「PREP法」が必須です。
PREP法について詳しくまとめた記事もあるので、ぜひ参考にしてください。
参考記事:PREP法を例文付きで解説!メリット・デメリットと使い方を完全網羅
まとめ:時系列法の書き方は簡単!Webライターで稼ぐならPREP法
時系列法は、ストーリーを見せるときに使いやすい文章術です。
情報が整理され、読者の人にも伝わりやすいですが、Webライターで稼ぐならPREP法の勉強が必要です。
最後にこの記事で重要なことをまとめましたので、確認しましょう。
- 年号時間を使った書き方や手順を示す書き方がある
- 時系列は書き手も読者も見やすい
- WebライターはPREP法が必要
どの書き方にもメリット・デメリットがあります。
時系列の書き方をライティングの選択肢にして、文章力をともに高めましょう!
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