「です・ます調」と「だ・である調」をどう使い分ければいいかわからない・・・・
そんなお悩みを解決します。
文章を書くときに「です・ます調」と「だ・である調」のどちらを使えばいいか迷ってしまいますよね。
この記事では「です・ます調」と「だ・である調」の使い分けや使い方について解説します。
- 「です・ます調」と「だ・である調」に関するルール
- Webライターにおける文体の使い分け
- 便利な語尾変換ツール
数百件のライター経験から学んだ「です・ます調」「だ・である調」に関する知識を記事にまとめています。
語尾や使い分けで悩んでいる方は、じっくり最後まで読んでみてくださいね。
Webライターの文章術総まとめ記事:【例文あり】Webライターの応募文とポートフォリオの作り方を解説
2017年から在宅収入に挑戦して、2020年からブログとライター収入のフリーランス。
ライター業務100件以上です。
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「です・ます調」「だ・である調」の語尾・例文一覧
「です・ます調」と「だ・である調」の語尾と例文を一覧しました。
ライターをする時の注意事項もまとめましたので、ぜひチェックしてください。
「です・ます調」の語尾一覧
語尾 | 例文 |
---|---|
です。 | ライターは稼げる副業です。 |
ます。 | ライターは稼げます。 |
〜ません。 | ライターは難しくありません。 |
と言えます。(やや遠回りな表現) | ライターは在宅で稼ぎやすいと言えます。 |
ました。 | ライターで月10万円稼げました。 |
〜しなければなりません。しないといけません。 | ライターは常に勉強しなければなりません。 |
〜でしょう。 | ライターは在宅で稼ぎやすいと言えるでしょう。 |
されています。 | ライターは稼ぎやすいとされています。 |
ましょう | ライターで稼ぎましょう。 |
でした | ライターは思った以上に簡単でした。 |
上の表は覚えておきたい「です・ます調」の文末表現をまとめた一覧表です。
注意していただきたいのは、「〜かもしれません」「〜そうです」などの推測表現は除外した点です。
除外した理由は、推測表現はWebライターの仕事で禁止されているケースが多いから。
推測表現は信頼感に欠けるイメージがあるため、Webライターの仕事では使わないようにします。
「〜かもしれません」「〜そうです」という文章を使わないように、データや参考文献をリサーチしましょう。
「だ・である調」の語尾一覧
語尾 | 例文 |
---|---|
だ。 | ライターは稼げる副業だ。 |
である。 | ライターは稼げる副業である。 |
〜ない | ライターは難しくない。 |
言える。 | ライターは在宅で稼ぎやすいと言える |
〜した。 | ライターで月10万円稼げた |
しなければならない。しないといけない。 | ライターは常に勉強しなければない。 |
〜だろう。 | ライターは在宅で稼ぎやすいと言える。 |
されている。 | ライターは稼ぎやすいとされている。 |
〜しよう | ライターで稼ごう。 |
だった。 | ライターは思った以上に簡単だった。 |
上の表は覚えておきたい「だ・である調」の文末表現をまとめた一覧表です。
「です・ます調」と同様、「〜そうだ」「〜かもしれない」などの推測表現は省きました。
できるだけ推測表現は入れずに、文章を作りましょう。
「です・ます調」と「だ・である調」の違いと特徴
「です・ます調」と「だ・である調」それぞれの特徴は下記です。
- 「です・ます調」は丁寧かつ不快感を与えない
- 「だ・である調」は説得力がある
「です・ます調」は丁寧かつ不快感を与えない
「です・ます調」は丁寧で不快感を与えないのが特徴です。
ほとんどの文章では「です・ます調」を使い、ネット上の文章も「です・ます調」の文章が多いです。
<「です・ます調」を使う文章>
- 解説記事(ニュース系を除く)
- ブログ記事
- 商品紹介記事
- レビュー記事
- コラム記事
ライターで稼ぐ場合は、「です・ます調」を使いこなせれば、問題ありません。
「だ・である調」は説得力がある
「だ・である」調は説得力が増す文章です。
ニュース記事や論文などに用いられ、「です・ます調」に比べると、募集頻度が少なくなっています。
<「だ・である調」を使う文章>
- 論文
- ニュース記事
- 格式が求められる記事
ニュースでも信頼性が求められる場合に使われ、お金や政治、時事関係の記事に使われる傾向です。
Webライター案件で「だ・である調」が求められるケースは多くないですが、たまに使う場面があります。
「です・ます調」と「だ・である調」に関する決まり・ルール
「です・ます調」と「だ・である調」に関する決まりとルールをお伝えします。
- 1つの文章で混在はNG
- 箇条書きに「です・ます調」は使わない
- セリフ部分だけ「です・ます調」と「だ・である調」の混在OK
基本的な決まりを確認していきましょう。
1つの文章に「です・ます調」と「だ・である調」の混在はNG
ライターは在宅で稼げる副業です。
その理由は、パソコン以外の仕事道具が必要なく、人に会わなくていいからだ。
「です・ます」調と「だ・である調」の混在はNGです。
上の例文では1文目が「です・ます調」、2文目が「だ・である調」になっていて、ダメな文章例だと言えます。
よっぽどの理由がない限り、1つの文章で「です・ます調」と「だ・である調」は混在しないようにしましょう。
箇条書きに「です・ます調」は使わない
- ライターは勉強が大事です
- ライターは在宅で稼げます
- ライターはWordPressを使うと稼ぎやすいです。
箇条書きには「です・ます調」を使いません。
「です・ます調」を使うと、箇条書きの内容が長くなってしまい、読みにくくなります。
箇条書きは「体言止め」か「だ・である調」だと理解しておきましょう。
セリフ部分だけ「です・ます調」と「だ・である調」の混在OK
「ライターって、在宅で稼げるの?」という悩みを抱えていませんか?
上の文章のように、セリフがある場合は、「です・ます調」と「だ・である調」の混在OKです。
文章中にセリフを入れる場合は、語尾を意識する必要はありません。
Webライターにおける「です・ます調」と「だ・である調」の使い方
Webライターにおける「です・ます調」と「だ・である調」の使い分けを考えました。
- 指示がない場合はほぼ「です・ます調」
- 論文やニュース・トレンド系記事は「だ・である調」
順番に見ていきましょう。
指示がない場合、ほぼ「です・ます調」
Webライター案件の9割以上は「です・ます調」です。
その理由は、よほど硬い文章でなければ、
過去に「だ・である調」が求められた案件は次のようなものでした。
- 金融系の案件
- 年齢層高めの人に向けた解説案件
- トレンド系記事案件
解説系の文章は「だ・である調」が求められるケースが多いです。
ニュースサイトに載るような記事や解説が多い案件以外は、基本的に「です・ます調」で問題ありません。
論文やニュース・トレンド系記事は「だ・である調」
「だ・である調」が多用されるのは、ニュース・トレンド系記事・論文です。
Webライターで論文を求められるケースはそれほど多くないので、基本的にはニュース系・トレンド系記事となります。
「です・ます調」はどうしても臨場感がなくなってしまい、速報性のある話題を伝える時に弱いです。
ニュース系記事を取り扱う時は、「です・ます調」か「だ・である調」か確認するようにしましょう。
体言止めとの併用は案件次第
体言止めとの併用は、案件のマニュアル次第です。
判断はとても難しいですが、特に指示がない場合は、基本的に体言止めを使用しない方がいいでしょう。
その理由は下記です。
- 過去に受けた案件で、体言止め禁止案件が多くあった
- 体言止めにはライターの技術が伴う
体言止めは文章に変化をつけられますが、高度なライティング技術が求められます。
初心者のうちは体言止めをあまり使わないのが無難です。
「です・ます調」を「だ・である調」に変換するツール・方法
「です・ます調」を「だ・である調」に変換する方法は下記があります。
- です・ます変換君
- ですます変換
この2つのツールを確認しましょう。
ですます変換君
「ですます変換君」は画像のように、文章を変換してくれるツールです。
間違って「です・ます調」で入力した時などに使えるツールで、文章を入力してボタンをクリックするだけで変換できます。
ただ、完璧に変換できるわけではなく、不自然な文章になる時があるので、注意が必要です。
一度に大量の文字を入力するときは、目視でもチェックしましょう。
ですます変換
「ですます変換」も文章を「です・ます調」か「である調」に変換してくれるツールです。
文章を入力してクリックするだけですが、目視でのチェックを怠らないようにしましょう。
まとめ:「です・ます調」と「だ・である調」は統一!基本は「です・ます」でOK
「です・ます調」と「だ・である調」は1つの文章内で、統一するのが一般的です。
Webライターの案件もどちらか指定されるケースが多いので、混在しないようにしましょう。
「です・ます調」と「だ・である調」で大事な点をまとめました。
- 1つの文章で混在しない
- 「です・ます調」の文章が比較的多い
- 箇条書きでは「だ・である調」か「体言止め」
最初は慣れないと思いますが、まずは1つの文章で「です・ます調」と「だ・である調」が混じらないようにしましょう。
基本的には「です・ます調」で文章を書けばOKです!
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